奈良漬を漬けるとは・・・・・??
晩夏とはいうものの
まだまだ暑い日が続く。
そんな熱い時期ではあるが
漬物の季節でもある。
信州で漬物と言うと「野沢菜漬け」を思い浮かべる。
野沢菜漬けは収穫し漬けるのがまだまだ先の話であるが
この時期に「いただく」のではなく「漬ける」のは、「奈良漬」である。
奈良漬は、白瓜を漬けたもので
夏の時期に収獲できる「しろ瓜」を
いったん塩漬けし、その後に「酒粕」で漬けていく。
従って、今の時期
様々な種類の「白瓜」、
そしていろいろな蔵元から出る「酒粕」が
店頭に並んでいる。
白瓜一つとってみても
地域地域の伝統野菜のようにいろいろな種類があって
我が家周辺では「高田白うり」という名称の
新潟の上越市高田地域の名前を冠した「白うり」の種子が
多く使われている。
恐らく小布施丸茄子とか賀茂ナスとか
全国津々浦々地域の名前を冠したオリジナルの野菜が
多数あるように、白うりもそれぞれの特徴を持った
その地域の気候や風土に適した
地域独自のものが多数あると思われる。
酒粕にしても
まだまだ酒が十分に搾り取れそうな
アルコール臭が漂うものなど
信州に多数の蔵元があるように
酒粕もその蔵元独自のものがある。
そんな蔵元オリジナルのお気に入りの酒粕を
予約をしたり遠方までわざわざ購入に
出かけたりしてまで奈良漬を漬けるのである。
きゅうりの浅漬けや」野沢菜漬けのように
そう毎日食卓に出るわけでもなく
また毎日食べたいともお思わない奈良漬であるが
日本人の食卓には欠かせない。
奈良漬と言っても
野沢菜漬けが長野県独自のものであるのと違い
奈良県独自のものではなく
「奈良漬」は全国区の漬物であり、
江戸の時代に奈良県の漢方医が
名づけたから奈良の名が冠したそうである。
(ウイキペディアによると)
「アルコール臭がするまだ酒が滴るような酒粕もある。」と
書いたが、
弟は、下戸の癖に
奈良漬が上手いと食べ過ぎて
かつてひどいめに遭っていた。
僕と違い
生涯で「全く」といって好いほど
ほとんど酒を口にしない彼であるが
そんな下戸にも「奈良漬」は美味しいと感じるらしく
寝込むほどの「奈良漬による急性アルコール中毒」も
あるのであろうか?
因みに奈良漬けをいくら食べても
「飲酒運転」にはならないと聞いたことがあるが
我が家の弟のように奈良漬を食べただけで
具合が悪くなる例もあるのだから
「奈良漬と飲酒運転の相関関係」はどうなんだろう??
子供の頃に、やたらと奈良漬を食べて
奈良漬のお代わりを欲しがるような僕のような輩から
奈良漬を食べて「急性アル中」になるような弟のような輩まで
やはり全国の庶民に愛されているのが
この奈良漬である。
さて、今年はどんな奈良漬が漬かるであろう。
下戸の弟からしてみれば考えられないであろうが
漬かり次第「奈良漬をツマミに、日本酒を飲む」なんてことも
早くしてしてみたいと思う昨今である。
まずはたっぷりの粗塩で白瓜を漬ける。
白瓜を半分に切って、種を取り除き下準備。
スーパーにはこの時期特設の酒粕コーナーが設けられている。
皆さんのお気に入りの酒粕はどちら??
こちらは、長野市今井酒造店の酒粕。
まだまだお酒がたっぷりと搾れそうな酒粕である。
人気の酒粕は、予約しないと
早々と売切れてしまう。
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