連日の「長野県ならでは」シリーズ。
今日は、長野県ならではの茄子「丸ナス」を使って。
丸ナスといえば、信州名物「おやき」を思い出しますが、
その丸ナスを使った長野県ならではの料理をもう一品。
その名は「油味噌」
「油味噌」は、全国区で言えば、
沖縄の料理を思い浮かべる方が多いのではは無いでしょうか?
僕も、まだ長野から東京に出たての学生時代
学校のそばに「沖縄料理専門店」があって、
先輩に連れられて、何度か行きました。
そのときに「沖縄そば」とか「豚足」とか味を覚えたのですが
その店には、「油味噌」もあり
長野県で言う「油味噌」をイメージしていた僕にはかなり
カルチャーショックだったのを覚えています。
長野での、「油味噌」は、庶民の味。
信州玉ねぎを使ったものと、丸ナスを使ったものがあります。
両者とも、料理方法は至って簡単。
大目の油を敷いて、ザク切りしたナスや玉ねぎを炒めます。
ある程度炒めあがったら、そこに砂糖と信州味噌を入れます。
もちろん、我が家の場合、味噌は「自家製」です。
そこに少々大人風にするのであれば、
今の時季収獲がスタートした「大唐トウガラシ」などを刻んでいれると
「ピリリ」とした味が利いてまた美味いです。
問題は、以前からお話しているように
ナスは、とにかく「油を吸う」こと。
油の摂取は少ないに越したことは無いのですが、
多めに入れたほうが味も美味しいですし、ある程度コクが出ます。
ナスがかなり出回ってきて、お値段もかなりお手頃になってきたので
是非オススメです。
ご飯に掛けて、いただいても良し。
僕の場合は、冷蔵庫で冷やして、酒のつまみに。
砂糖の甘味と味噌の味。そこに夏の辛いトウガラシの隠し味。
美味いことこの上ありません。
こんな美味い「油味噌」が意外にも全国区でなかったんですよね。
今回の主役は、信州ならではの丸ナス。
味噌は、信州味噌。
ピリッとした脇役のトウガラシには、信州ならではの「牡丹こしょう」
でもいいかもしれません。
結構信州で揃いました。
家庭で気軽に出来るところが信州ならではのいいところです。
これからナスが益々収獲できる季節。
暑くなると丸ナスを使った「やたら」も美味しい味です。
「やたら」も信州ならではの美味い味。
食材が豊富な信州には、
このほかにも色々な信州の丸ナスを使った料理があるのでは???
と思っています。
南北に長い長野県。
おやきにいくつもの種類があるように、
地域によって丸ナスを使った料理方法は違うかもしれません。
その地域ならではの料理も是非味わいたいものです。
ご飯も進みますが、酒も進む。
これが「信州ならでは」です。
信州名物「油味噌」
先日うちの母親が作ったのを見たら、
丸ナスを1cm幅で切っていました。
僕は、輪切りにして、大きめのものは八等分くらいに
いちょう切りにして使います。
20年近くも信州を離れていましたから
母親の方が主流で、
僕のは、他のなす料理の調理方法かもしれません。
緑色のものは、大辛トウガラシ。
酒のつまみには、辛さをプラスしたほうが合います。
信州ならではの中辛タイプの「牡丹こしょう」でも合うと思います。
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