「慈雨」と言う言葉がふさわしく、
土日の雨は結構降り、田んぼや畑の植物たちにまさに恵みの雨でした。
空気が洗われるとはまさにこのことで、新緑の季節
雨上がりの今日は、緑がことのほか美しい。
新緑のなかで、際立って緑が、美しく、若々しく鮮やかなのが、「柿の葉」である。
「柿の葉」は、あまりの若葉の美しさから、初夏の季語となっている。
山奥に出かけなくとも、「柿の葉」であれば、近所でも裏庭でも簡単に見ることが出来る。
雨上がりの、新鮮な空気の下で、柿の若葉を見ると、初夏の季語然りといったところである。
季語の「柿の葉」を歌った句に、富安風生さんの
「柿若葉 重なりして 透く緑」
と言うのがある。
柿の若葉を歌った有名な句で、今の時季の柿の葉にピッタリの句でもある。
柿の若葉は、また美しさとともに、食用にでも出来る。
天ぷらにしていただくと美味しい。
山菜の季節も終了であるから、是非試してみたいと思っている。
「柿の葉寿司」や「柿の葉茶」もあるくらいだから、
八十八夜を過ぎた、夏季の若葉は、目にも体にも優しいようである。
「柿の葉」も、美しいが、「桃の葉」も柔らかい。
「桃の葉」は試してみたことが無いのであるが、
汗ものときに、湯船に浮かべて、浸かるとよいと聞いたことがある。
桃の葉も、じっと見ると、その柔らかさとしなやかさに、感動する。
若葉の季節である、五月もそろそろ終了。
都内にいた頃は、会社帰りに、ふと何気なく立ち寄った、ドラッグストア
で、「柿の葉茶」や「どくだみ茶」を買い求め、健康に気遣っていたのであるが、田舎のこの辺りでは、そう簡単に、ドラッグストアに行くわけにもいかない。
「柿の葉茶」を作ろうと思ってはいるものの、いつになるやら・・・。
まあ、毎日、柿の葉も桃の葉も実際に間近で見ているのであるから、
飲む必要も無いかと思っている。
鮮やかな柿の葉。
ワックスをかけたように、艶がある。
この葉を狙って、「アメリカシロヒトリ」が活動するのは、夏。
重なり合う、柿の葉の裏を、木の下から見る。
緑が、透けるようである。
桃の若葉。
柔らかく、しなやか。
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