新緑の季節、丸ナスの定植を行ないました。
昨年から、信州北信濃 坂爪農園のホームページ「信州ギフト」で
「旬の野菜」の販売を開始したのですが、
「旬のお野菜セット」のなかで、一番質問をいただいたのが、
「丸茄子」で、またご好評なのも「丸茄子」なのです。
「丸茄子」は、北信地方のみで栽培の「ご当地野菜」の一種です。
子供の頃から、「茄子」といえば、「丸茄子」とばかり思っていて、
食卓に上るのも「丸茄子」の方が多いです。
特に隣町の小布施町では、「小布施丸茄子」という品種もあって、
通常の「丸なす」より一段と大きい丸茄子もあるくらいです。
ナスを使った料理となると、一般には、「マーボ茄子」など思い浮かべますが、マーボ茄子の場合は、長ナスを使いますから、いわゆるお料理の本では、「長ナス」の調理法が掲載されています。
北信では、「丸茄子」は、一番は「おやき」でしょう。
コロンブスの卵ではありませんが、「おやき」が先なのか、丸茄子があるから「おやき」が発達したのか、それほど、北信の「おやき」と「丸茄子」は、切っても切れない関係にあるのです。
次いで、「しん焼き」と言って、丸ナスを「輪切り」にして、油を敷いたフライパンで、焼き、それを辛子醤油か生姜醤油でいただきます。
夏の暑い日に、これで冷や酒やビールをいただくと最高です。
辛子と生姜の二つそろえておくと、両方味わえますので、お酒がぐいぐい進みます。
ただ、昨年調理していておもったのですが、茄子はとにかく「油を吸う」
でも、油を吸っていれば吸っていたほうが、上手いわけですが、
ウェストが気になる、僕は、油の摂り過ぎは、要注意。
事前に、「接木」をしておいた「接木苗」を使い、日中は、りんごの受粉に終われますので、朝飯前を利用して定植しました。
「接木苗」は、ホームセンターでも販売していますが、結構高価です。
しかし、色々長所がありますから、ぜひこの「接木苗」をおすすめいたします。
ギンギンに冷やした「トマト」。
「丸茄子」のしん焼き。
夏野菜が、登場まであとしばらく。
お酒が更に進んでしまうのではないかと心配な夏でもあります。
丸ナスの苗。
ナスは、水を好みますが、水はけのよい場所を選んで定植します。
艶がある「丸茄子」
昨年8月撮影のもの。
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信州北信濃 坂爪農園
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