もみ殻くん炭つくり・・・・・春の播種の前に。

ドジヒコ

2012年04月02日 05:43

いよいよ4月
お天気は一進一退しているものの
何となく暖かく
気分的にも本格的な春である。

4月は様々なスタートの季節である。
昨日、ジャガイモのことを書いたが
畑でもいよいよ播種の計画を立てる時だ。

その計画を立てる前に、久しぶりに
もみ殻くん炭を作った。

「もみ殻くん炭」とは
お米「籾」を精米で摺った際に
でてくる「籾」を
ジックリと燻して作る。

窒素分は含まないため
「肥料」ではない。
土の中に混ぜることで
通気性や排水性・保水性などをよくする
「土壌改良剤」である。

科学的な成分を含まず
単純に「籾」をジックリと燻しただけのものであるため
環境にもやさしい。

極端に目に見えるほど、
土壌改良が進むわけではないが
先にも述べたが、科学的な成分も含まないし、
ゆっくりと効果が表れる気がするため
毎年、この「もみ殻くん炭」作りは行なっている。

また、「もみ殻」はお米を栽培する農家には
必然的にでてくるものだから
経済的にもやさしい。

精米の際に出る籾を貯めておき
火をつけ、燃えすぎて「残骸」にならないように注意する。
ある程度、「炭」のようになったら
水を掛けて、冷ます。

実に単純なものなのだが
ホームセンターや農産物直売所に行くと
袋詰めされた「もみ殻くん炭」が
結構なお値段で販売されているのであるから
人気の「土壌改良剤」といっても過言は無いと思う。

土壌改良剤の「もみ殻くん炭」
今年の播種の前に、
混和をお試しあれ。






もみ殻くん炭つくり専用の煙突を立て
籾を周囲に盛り、火をつけ開始。





しばらくすると、全体が燻した具合に。





「炭」と同様、燃え過ぎると「灰」になってしまうので
燃えすぎないよう注意し、水をかけ
それ以上燃えないようにして出来上がり。





左下部分のように、
燃えすぎると「灰」になってしまうのでご注意を。















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