春の小川

ドジヒコ

2008年04月01日 10:03

野暮用で信濃町まで行ってきました。

我が家からは、余り見えない「黒姫山・妙高山」がくっきりと見え、
飯綱山もはっきりと見えました。


ここに「斑尾山」と豊野町を流れる鳥居川の源流の「戸隠山」を加えて
「北信五岳」と呼ばれます。

まだいずれも残雪が残る山並みでした。
田んぼの淵を流れる小川は、まだ「コンクリート化」されておらず
「春の小川」を髣髴とさせてくれるのどかな小川でした。

春の小川はさらさら行くよ。
岸のスミレやレンゲの花に
すがたやさしく色美しく
咲けよ咲けよとささやきながら・・・♪♪

豊野町の隣、旧豊田村が生んだ
高野辰之の作詞の歌です。

高野辰之は、故郷の豊田村のことを
思いながら作詞したのでしょう。

高野辰之の詩には、そのほかに
「ふるさと」
「春が来た」
「おぼろ月夜」
などがあります。

僕が小学生の頃は、まだ自然が残っていて、
高野辰之の詩を連想させる風景が、
あちこちに残っていました。

僕の小学校のときの先生は
いわゆる「代用教員」の先生で
若い頃は満洲で過ごし、辛酸をなめ、
僕らを送り出して、教員生活を終えました。

やたらと外に出て、植物や動物に触れさせました。
もう「ゲーム」がはやり始めた時代ですから、
結構僕らは、「時代遅れ」と反発したものです。

それが良かったかどうかは判りませんが、
そんなのどかな田舎の小学生時代は
僕にとってはありがたかったと今思っています。

やたらと簡単に人を刺したり、殺したり・・・。
そんな時代をふと忘れせせてくれる
小川の風景でした。

春の小川。まだ小動物のすがたは見えない。



のどかな田園の中にあった小川です。
手前の白いものはは、残雪




手前が妙高山。
まだ残雪がかなり残っています。
我が家からは頂がほんのわずか見える程度です。






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