野沢菜を煮る。
雪解けとともに、秋に蒔いた「野沢菜」が顔を出している。
初冬の12月に収穫し、野沢菜を漬け込んだのだが、
わずかではあるが、収穫せずに残っていた野沢菜である。
こうした野沢菜は、油揚げやちくわなどと煮ていただく。
雪の下で、一冬過ごした野沢菜。
漬け込んだ野沢菜は、そろそろ酸っぱくなり始めるので、
油いためでいただくのであるが、
田んぼの野沢菜は、こうして煮ていただく。
善光寺平の北部の豊野町浅野地区辺りでは、
菜種の栽培が昔、盛んであったため、
菜種の葉っぱもこうしていただくと美味しい。
今の時季が美味しく、このあと、
葉っぱは、本格的に暖かくなり春の訪れとともに
こわくなり、煮込んでもいただけなくなってしまう。
なんとも「田舎料理」なのであるが、
僕はこの春先の「菜っ葉の煮物」が大好きである。
酒との相性も抜群。
なんだか酒のための食べ物ばかり毎日列記しているが
田舎は、食べ物が美味いから必然と酒も進んでしまうのである。
野沢菜をお醤油で味付けし、煮たもの。
雪解けで、成長がまた始まった野沢菜。
善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園
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