みすず飴。懐かしくて現在進行形のお菓子。

ドジヒコ

2008年03月02日 08:22

都内にいた頃に、不定期に実家からお米やリンゴなどが送られてきたが、送られてきたものの中に
「みすず飴」が入っていた。

「みすず飴」は、桃やぶどうなど色々な果汁の入ったゼリー状の菓子である。

ゼリーといっても、やわらかく冷蔵庫で保存しなければならないものと違い、やや歯ごたえがあり、常温で保存もかなり利く。

子供の頃は、「どこが美味しいのだろう???」と思って口にしなかったお菓子であるが、都内にいた頃に送られてきた荷物に入っていて、
「どうせ・・・・」などと思い、口にしたものの、熱い紅茶やコーヒーにもあい、色々な味のゼリーが楽しめるので、ついつい口にしてしまい、あっという間に、すべて頂いてしまった。

お酒が入っているわけでもないから、大人のお菓子というわけではないが、子供の頃はどうも苦手であって、お菓子好きの我が家の甥っ子の「こうせいマン」くんも苦手のようである。

長野県内の駅や名所にはほとんど置いてあるのではなかろうか。
名前も「みすず飴」と長野県の枕詞が付くお菓子であるから、県内いたるところで購入できるし、都内のデパートの信州物産展でもよく見かける。

変わらぬ味が今日まで続くということは、多くのファンがいるのであろう。
「みすず飴」という名前も素敵であるが、いつまでも変わらない味も、ファンを掴んでいる理由であると思う。
「変わらぬ味」は、味に自信が無ければならないし、今も昔もその変わらぬ味で、新たに若い方々へ浸透し、人々に愛されなければならないのは、難しいことだと思う。

懐かしさと同時に新たなる若いお客さんへの浸透。
相反する言葉。
是非、参考にしつつ、今後の果物つくりにも生かしたい言葉である。



変わらぬ、箱のパッケージ。




ブドウは、深い色になる。奇麗な黄金色のゼリー。



随分と雪が融けてきた。剪定がはかどる。
剪定のお茶請けにも調度いい。








善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 

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