光の春 春の訪れ。

ドジヒコ

2008年02月22日 09:36

先日の朝日新聞天声人語に「光の春」のことがサッラと書かれていました。
「光の春」はバレンタインデー辺りの昨今を言い、寒さはまだ厳しいものの、太陽のの光はかなり強くなり、その日の光だけが「春を先取りした様」を言うようです。

もともとは、ソ連の言葉で長野市出身で母校の先輩でもあるお天気キャスターとして有名な倉嶋 厚さんが広めたようで、俳句の新しい季語としても定着しつつあるようです。

信州の寒さはまだ厳しく、先日降った雪は、踏んでみると固く凍ったようかにも見えます。
しかし、日中の光は強く、軒下のツララは、ポタリ ポタリと雫を垂らしています。このツララも、日中は融けていますが、夜の寒さで再び氷り、そのツララの身長を伸ばします。

なんとも「融けてまた伸びて」と呑気なものですが、この優雅な作業の繰り返しで、ツララは生を保っているのですが、いつの間にか小さくなり消え、着実に春になっていきます。

ネコヤナギも確か、2月にその猫のような「ふくらみ」を開かんばかりになりましたが、それっきり2月の寒さで芽を開くのを辞めてしまったかのようで、遅々として、ネコヤナギの可愛げなふくらみを見せてくれません。しかし、ここに来てようやくその「ふくらみ」が成長したような気がします。

毎日厳しい寒さが続きますが、2月ももう下旬。
3月1には、高校の卒業式も挙行されるようです。

「春は名のみの風の寒さや・・・♪♪」
の早春賦も長野県で作られた歌。
「光の春」はもともとソ連の言葉ですが、長野にふさわしい言葉です。

ウキウキするような春。
いよいよ春の登場。
そんな春の訪れの予感です。

ふくらみが大きくなった「ネコヤナギ」



南斜面の田んぼではすっかり雪が融けました。


大きくなるのに「下に」伸びるツララ。
南斜面には雪が無いのに、北側では、雪がまだ融けていません。



高社山はまだ雪の装い。

真っ青な2月の空。
松の上の雪は、強い光を浴び、徐々に解けていく。




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