イチゴの旬とは???

ドジヒコ

2011年06月17日 21:10

6月も半ばである。

当初、梅雨入りは早かったものの
今のところ、思った以上の降雨は無い。
しかしながら、梅雨明け寸前の大雨こそ
大変であり、これからが肝心である。

さて、6月というと「水無月」であり
信州では、玉ねぎが獲れたり
瑞々しいキャベツもいただくことが出来る。

加えて、年がら年中いただくことが出来る「イチゴ」を
露地で栽培すると、
信州では、この6月に「旬」を迎えることが出来る。

「イチゴの旬」と言っても
これほど、イチゴが全国で栽培され
はたまた輸入物まで登場し
冬のクリスマスケーキのデコレーションに欠かせないとなると
「イチゴの旬」なぞありえるのかとさえ
勘繰ってしまう。

しかしながら、
子供の頃、まだイチゴがそうたやすく出回っていなかった頃
僕は毎朝、露地もののイチゴの収獲を散々手伝わされたので
「イチゴの旬」は、6月と決めている。

「旬」のものは、瑞々しいし
加えて、露地もので裏の畑で獲れるのだから
気兼ねなく、余計な心配もせずに
タラフクいただけるのがうれしい。

この「タラフク」が重要であり
「旬」のものは、値段も安いし
手に入れるのも簡単で
気軽に食べることが出来なければならないと思っている。

だから、「旬」と呼べるのであって
この6月「水無月」を
僕は、イチゴの旬と決めている。

さて、この「水無月」には、
6月の陰暦での呼称であるばかりではなく
和菓子の名前としての意味もあるようだ。

「旬」と先ほど述べたが
京都では、この和菓子「水無月」を
食べるのが6月の「旬」であるらしい。

6月の京都では、
ういろうに小豆を垂らした
和菓子「水無月」をいただく慣わしがあるらしい。

ではなぜ、このういろうに小豆を載せたものを
「水無月」と呼び、6月にいただくのか????

小豆は、恐らく日本全国どこでも
まだ播種したばかりで、新物の小豆の季節ではないし
ういろうも同じく6月が旬ではあるまい。

新聞などで有名な俳人の坪内稔典氏によると
どうもこの和菓子「水無月」は、
お菓子やさんが戦略的に
6月に売り出し、「水無月」と付けたのではなかろうかと
書かれている。

大阪の「恵方巻き」と同じ原理で
今や、恵方まきが全国に広まったように
江戸時代の商才に長けた京都の商人が
6月の売り出し企画として
ういろうに小豆を載せたものを「水無月」とし
「旬」と位置づけ売り出したのではと言うのである。

恵方巻きに、クリスマスケーキ
今回の水無月・・・・・・
数え上げたらキリが無いのであるが
こうした「戦略的な旬」は
たくさんありそうである。

でもまあ
12月のクリスマスのケーキは食べたいし
2月の節分に恵方まきはもはや必需品となった。

こう考えてくると、「旬」とは
実に難しいものである。
でもまあ、僕の範疇では
「旬」はタラフクお安く食べれる時期としておきたい。

トマトにナス・きゅうりにインゲン豆・・・・・・・。
これから、そんな「旬」が目白押しであって
実に楽しくうれしい限りなのである。

もちろんいずれもお安くタラフクいただけるものばかりである。




露地もののイチゴ






形も小ぶりであるが
甘く瑞々しくて実に美味しい。



















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