漬物の季節
スーパーに行きますと、その季節季節に応じて模様替えがありますが、いまの時季に成ると、このあたりでは、白菜とたくあんと野沢菜漬けの季節になります。
順番で言うと、白菜が60日タイプ・75日、90日とあるので、暫く間髪おかずに収穫、白菜漬けがいただけます。白菜に次いで、細身の青首大根も収穫可能となり、ほとんどの家庭で「青首大根」は収穫を終え、いま干している最中です。暫く干したあと、ぬかで漬けます。そのあとに北信濃の本命「野沢菜漬け」が登場となります。お菜洗いは大体12月初旬の頃ですよね。
お茶を飲む機会が多くなるこの時期漬物は欠かせません。
どの家庭に行っても、自分の家の「漬物」(特に野沢菜漬け)が一番美味しいと自慢話が出て、その作り方が必ず話題に上ります。その話をしているときも「お茶」です。ついでながら、酒飲みの僕としては、漬物とイカの塩辛があれば最高です。
いずれも漬物も塩辛も「塩辛いもの」。辛いものをいただくからお茶を飲むのか、どちらかというと刺激の少ない緑茶をいただくから、塩辛いものが好きなのか。
いずれにしてもお茶と漬物、切っても切れない関係で、漬物の消費量が多くなるこの
時期から、またお茶屋さんが忙しくもなりそうです。
因みに、お茶のことを調べるのであれば
中公新書から出ている 角山栄著 「茶の世界史」 オススメです。
学生時代に読みましたが、最近本屋で見かけ、一気に読んでしまいました。