種もみを蒔く・・・・早乙女は??? 農繁休業は???
梨の受粉作業が大詰めを迎えていますが
受粉作業は、気温が20度以上が望ましい。
ということで、気温の低い朝方、
「スジ播き」をいたしました。
「スジ播き」とは、田植え機専用の
浅い箱にこれまた専用の土を載せ、
そこに「種籾」を播種することです。
種籾は、この段階である程度
発芽させておきます。
種籾が生えて来て、苗に成長したら
田植え機で、ポンポン田んぼに植えつけて行きます。
しかしながら、ここに来るまでがまた大変。
お米ってもともと熱帯性の植物ですよね。
いくら品種品種改良されたとはいえ
ある程度の温度が無ければ発芽しません。
更に今年のこの低温・・・・・・・。
信州でもこの北信濃では、
先ほどお話した「ある程度の発芽」が大変なんです。
事前に、お湯を使ったりして
温かくして、発芽玄米のように多少発芽させた後に
今回の「スジ播き」作業で、蒔いて行きます。
大変とはいえ、
自家用米だけですから
そんな量は多くはありません。
浅い田植え機専用の箱に
80枚くらい蒔きました。
弟夫婦の子供達も
大きくなって、食べ盛りになってきましたが
これくらいで十分でしょう。
この後、田んぼにこの播種した浅い箱を伏せて
シートを敷いて、温めて
若干発芽しかけのモミを
完全に発芽させ、苗に育てていきます。
果樹以外の野菜等担当の僕としては
この作業も、早くマスターしなければ・・・・・・。
確か、子供の頃は、
田んぼの畝にもみを蒔いて??
苗を育て、その苗を束ね、田植えの際は
ご近所も含めたいわゆる「早乙女」たちが、
大勢で田植えをしていた記憶があるのですが・・・・。
いつの間にか、
田植え機に変わり、
「早乙女」の姿も無くなり
腰をかがんで田植え粗する風景も
スッカリ見られなくなりました。
長野を離れていた
20年間のブランクは大きいですね。
更にアラフォー世代の僕が振り返ると
子供の頃、「田植え休み」と称して
「春の農繁休業」ってのも
小学校の頃ありましたよ。
小学生でも
忙しい田植え時期は、
学校を休んで、うちの手伝いをしなさいっていう
繁忙期学校公認のお手伝い休みです。
田植えもこう機械化されてくると
「農繁休業」っていう学校公認の
手伝い休み、今はあるのでしょうか??
さて、ゴールデンウイーク中
好天が続きそうです。
田植え用のモミ播きも終えましたし
さあ、今日も花粉付け頑張りましょう。
田植え機専用の浅い箱に、種籾を播種。
種籾も専用の赤いハンドル式の機械で
播種していきます。
しかしながら、
種籾の浅い箱への蒔く量の調節も大変。
この写真の場合は、種籾の量が多すぎました。
ハンドル式で、種モミが田植え機専用の浅い箱に
落ちていきます。
種もみを蒔いた後
今度は、浅い箱に土をかけます。
この後、田んぼに実際に伏せて
苗床とし、苗を育てていきます。
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