梨の花を摘むわけは????
モモの開花が始まり
続いて梨も開花が始まりました。
くだものには
単独の品種で受粉できないものが多々あります。
梨も、同じ品種の梨同士では
いくらマメコバチが受粉を行っても
実が付きません。
したがって、梨畑の中には
いくつかの品種を混在して植え
マメコバチが違う品種の梨を飛び回り
受粉してくれるようにしています。
連休中、お天気はよくなるとは言え
午前中はかなりの雨で
午後も晴れたものの冷たい風が強い一日で
いまひとつパッとしないお天気でした。
当然、こんな天気ですから
マメコバチの動きも鈍く
こうなってくると人間が受粉作業を
フル回転で行わざるをえません。
そんな受粉作業のために
本日は、花を摘みました。
日本梨は、
幸水・豊水・南水・あきづきと
植えていますが、
今咲き始めたのは「南水」と「幸水」です。
今回は「幸水」の花を摘み
他の品種の受粉に使用します。
小さな梨の花の「つぼみ状態」の花を
一つ一つ手で摘み取っていきます。
全て摘み取ってしまうと
「幸水」が、稔りませんから
実が付く「結実」に不要な花を
摘み取っていきます。
こうして集めた
花をもとに、人間が受粉の際使用する
「花粉」を作り、
梨畑を受粉して回って行きます。
もちろん
マメコバチには大活躍してもらうつもりですが・・・・。
連休中は、
梨の受粉に続き
りんごも開花が予想されますから
りんごも今回のなしと同様の作業を
行います。
今年のゴールデンウイーク
北信濃では、モモ・梨・りんごの
くだものの花見が楽しめそうですよ。
サクラの可憐なピンクの花も良いですが
くだものの様々な色あいの花も
ぜひ楽しんでみてください。
白い可憐な「幸水」梨の花
つぼみ状態の花のうち
結実に不要な花をいただきます。
梨畑の中で手前の薄っすらと白い箇所が「幸水」
奥のかなり白い部分が濃い箇所が「南水」
信州ならではの梨「南水」は
収穫が一番遅いのですが
我が家の日本梨の中では
一番真っ先に咲きます。
幸水の花
かなり摘めました。
こちらを早速、花粉にしてもらい
南水の受粉作業で使用します。
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