柿の思い出 エトセトラ

ドジヒコ

2009年10月17日 06:07

田舎の農家に行くと、
たいていの家に「柿の木」がある風景が、あります。
ご多分に漏れず我が家にも「柿」があります。

僕が、高校を卒業して東京に行く頃には、
確か無かったような気がするのですが、
結構大きな柿の木ですので、随分と前からあったのでしょうか。

祖母がいた頃は、「干し柿」を作った記憶があります。
子供の頃から、りんごの皮を剥いていたので、
「包丁の扱い」には結構慣れていたので、
柿の皮むきも結構手伝わされました。

これが、弟になると、彼も高校卒業後、
4年間東京で一人暮らしをしたのですが、
全く包丁が使えないようです。
父親と同様、「お勝手仕事」は苦手のようです。

さて、柿の話に戻りますが、
柿は、剥いていると、「柿の渋」が手について、
だんだんと手が「茶色く」なっていきます。

よくみかんをたくさんいただくと、
手が黄色くなりますが、それをもっと「茶色」にした感じで、
黒っぽくも見えます。
しばらくこの「柿の渋」は手に残ってしまいます。

皮を剥いた柿を糸で結わえて、
5個か6個くらいで1つの「連」にして、軒先に干します。
子供の頃の記憶で、どのくらい干したのか覚えていないのですが、
雪が深々と降っている中、コタツの中で食べて記憶があるので、
結構干したのかもしれません。

山で「アケビ」や「桑の実」が獲れる時季と違って、
一面雪の中では、子供にとって、わずかな小遣いで、
おやつを購入するのも一苦労でしたから、
お小遣いが減らない冬場の良い「おやつ代わり」にもなった記憶があります。

そんな柿の思い出のひとコマですが、
柿の実が色づいてきたのを見て、思い出しました。

因みに、今、我が家では、干し柿つくりはしていません。
今年もたくさん実が実りそうですが、
昨年同様、りんごの収穫と重なり、
柿まで手が廻らなくなってしまうので
ご近所の方などにご自由に捥いでもらうつもりです。
あと、冬に備えて、鳥のいい餌の代わりにも
なっているようです。
脱穀作業が進み、ハゼ掛けが無くなりますと
スズメなど鳥たちにとって
啄ばむ餌がなくなります。
これからが柿の出番です。

信州北信濃の、秋が深まりを見せる中の一コマです。








いい塩梅に色づき始めた柿。





今年も柿は、豊作のようです。
たくさん実が付くと、その翌年は
実のつきが悪いと柿は言われますが
今年もたくさん実が付きました。




りんご畑から望む「四阿山(あずまさん)」方面は
紅葉で色づき始めました。








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