冬至のかぼちゃに思う

ドジヒコ

2008年12月22日 08:36

今はスーパーに行くとなんでも購入できる時代となった。
冬至が、12月22日で、信州では、
南瓜と小豆を甘く煮る「イトコ煮」などが有名であるが、
ここ辺りの豊野町浅野地区では、
それほど、冬至には南瓜をいただく習慣は無いようである。

そのためかどうかはわからないが、
豊野町にあるスーパーとここから20キロほど離れたスーパーにも
冬至用の南瓜として販売されていたのは、
なんと「メキシコ産」であった。

特段、メキシコ産が悪いというわけではないが、
信州の冬至にいただく南瓜が「メキシコ産」では、
国際色豊かというよりも何となく味気が無いように感じられた。

我が家では、冬至に南瓜をいただくことは、北安曇の小谷村のカボチャをいただいた。
夏の時期に収穫しておいた南瓜はどうなったかというと、涼しくて暗い場所に保存してあり、腐らずに今日までちゃんといただくことが出来る。

ただ、料理して感じたことは、保存しておいた南瓜を使うと、「随分と水分が飛んでしまったなあ」と痛感した。こうなるとせいぜい、南瓜の煮物には使えないから、味噌汁の具にするぐらいである。

そもそも南瓜は「夏野菜」であるはずだから、
なぜ、この冬場の時季に「冬至の野菜」として登場するのか
疑問にもなる。

季節的に今いただく旬の野菜は、大根とか葱とか
青物の葉っぱ類とかの方が美味しくいただける。

「風土食」という言葉があるが、郷土のこと、風土のこと、
18歳でこちらを離れたものだから、
あまり熟知していないため、もう少し詳しく調べる必要がありそうである。
随分と手が空いてきたので、この時季を使って、
信州北信濃の風土というか民俗的な田舎の生活の様子も
徐々にご案内していきたいと思います。

この冬も昨年に引き続き、
千曲川の水害の歴史と千曲川の水運を使った郷土の様子を
実地検分して調べて生きたいと思う。





今年の夏 大豊作であったカボチャ。






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