「アケビ」がおやつだった時代
今年初めて秋の風物詩「アケビ」をいただいた。
子供の頃に、散々食べたものである。
小学生の頃、学校の裏山に遊びに出かけ
おやつとしてよく食べたのだ。
樹の周りや藪のような箇所に
弦が絡まり、
かわいらしい「アケビ」が
実をつけていた記憶がある。
低学年では、樹上にも登れないし
裏山に出かけないであろうから
小学校4年生・5年生くらいであったかと思う。
同じ頃、
山には正式名称か否か知らないが
「紫シメジ」というきのこが生えていた。
どうも子供の頃から椎茸を筆頭に
きのこの類は苦手で
今でも相変わらず、口にしない。
口にはしないのだが
きのこの採取は、面白くて
その紫シメジを友達と採りながら
その合間に「アケビ」を食べたような覚えがある。
「アケビ」は当時は、山で採取できる格好の「おやつ」であったが
今思うと、種が多くよく「あんなもの」を
食べたものだとさえ思ってしまう。
お土産店に「アケビの弦細工」がよく並んでいるが
ツルを採取した記憶はない。
ひたすら、「おやつ」としての
美味しかったアケビの記憶である。
バナナのような部分を口にほうばる・・・・・・、
種ばかりだから呑み込めない・・・・・・・、
「アケビ」の甘さを口で十分に味わう・・・・・、
「種」だらけなので呑み込まず、吐き出す。
単純にこの作業を繰り返して甘い汁だけ味わって、
「アケビ」を味わっていたのであろう。
決して不自由な時代ではなかったが
山に行ったり、きのこを採取したり
アケビなどを食べて、楽しんでいた時代。
もちろん、「ゲーム」は無かった。
今更、「アケビ」を今の世代に教えてあげても
口にはしないであろうし、無理がある。
ただ、せめて、「アケビ」という名前と「秋の風物詩」ということだけでも
覚えてくれればと思っている。
懐かしいアケビ
甘くて、遊んだ後には絶好のおやつであった。
今、頂くと・・・・・
ウーン、、、「結構種が多い!!」
「甘い汁だけ味わう」とは、ちょっと語弊がある言い方だが
この種は、食べないと思うのだが
そのあたりの記憶が全く無いのである。
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