唐辛子アレコレ

ドジヒコ

2008年07月29日 09:51

今年は、お気に入りの唐辛子を2つ栽培しました。
「福耳」と「万願寺とうがらし」です。

「唐辛子」というと「辛い」というイメージがありますが、この2種類は「激辛」ではありません。

「福耳」はマイルドな辛さ、程よい辛さです。辛さの具合でいうのであれば、「小辛」とでも申しましょうか。
大きく成長し、手のひらには乗り切らないほどのビッグサイズです。

「万願寺唐辛子」は、辛くありません。
唐辛子の分類で言うと「甘とうがらし」になるのですが、
決して果物のように甘いわけではありません。
京都の地物野菜で、京都府の伝統野菜にも指定されています。
昨年1つだけ栽培して、母親があまりの美味しさに、すっかりファンになり、
今年は、種を取り寄せて栽培しました。

唐辛子には、このほかにも前にご紹介した長野県北部ならではの「牡丹こしょう」ですとか、
最近人気の「ハバネロ」「大辛 ハラペーニョ」などがあります。

いずれも、酒飲みの方には、ちょっと油で炒めて、
醤油をたらしていただくとこの上ないつまみになります。
「ハバネロ」もお菓子で有名になりましたが、
今年栽培にチャレンジ、まだ成長途上なのでしょうか。実をつけていません。

そのほかにも、唐辛子系でいうと、「シシトウ」ですとか、「鷹の爪」ですとか、
ピーマンの類に分類されるようですが、種類はいろいろあります。
辛さも、まったく辛くない「甘とうがらし」から「激辛唐辛子」まで色々で、
酒のつまみは、もちろんのこと「万願寺唐辛子」のように、
ご飯のおかずにも打て付けのものまで「唐辛子」は様々です。

「唐辛子」というと何だか「辛い」イメージしかありませんが、
こんなにバライエティーにに富み、食べ方も色々あるとは
昨年ユータンするまでまったく知りませんでした。

今では、夏場の酒のつまみにご飯のお供に
なくてはならない存在となりました。

子供の頃、夏場に、唐辛子の葉っぱを煮ていただいた記憶があります。
唐辛子の実でなく、「葉っぱ」だけ煮ていただくのです。

「葉唐辛子」というのだと思うのですが、
記憶が定かでなく余り思い出せません。
夏場、実を食べるのはもちろんですがこうして唐辛子は「葉っぱ」も
いただけるのです。

酒飲みの僕は、つまみのことばかり考えていますが、
辛さも色々、味も色々な唐辛子は、夏場の食卓に欠かせない存在となりました。

タイ料理やメキシコ料理のように「辛さ」を追及した料理にも欠かせませんが、
暑い夏場を乗り切る日本でも、かなり重宝されるようになった「唐辛子」。

日本各地で、地場の野菜として、
京都の万願寺唐辛子や長野県の信濃町の牡丹こしょうまで
地域に密着・定着し発達してきた唐辛子は、
まさに夏の定番野菜としてなくてはならない存在となりつつあります。



左側が福耳、右が万願寺唐辛子。



福耳は、かなりの大きさ。手のひらからはみ出てしまう。



万願寺唐辛子は色が濃い。



ちょっと焼いて、おしょうゆをつけていただく。
酒のつまみによし、ご飯のお供によし。
夏ならではの、欠かせない野菜。





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