柿の実の落下に思う。
梅雨時、柿の木の下に行くと
無数の「ヘタ」のようなものが落下しています。
この「ヘタ」のようなものは「雄花」で
授粉が済むと役割を終えた雄花は落下していきます。
くだものにも色々ありますが
柿の優れている点は、
無数の受精した柿の実から
身の丈にあった数の実だけしか育てません。
言うなれば自分が育てることが出来る柿の実を
自分自身で数を制御し、他は落下させてしまうことです。
それがいわゆる、「ジューンドロップ」
生理落下現象です。
6月の季語にもなっていますから
これから柿の木の下には、小さな柿の実の落下が
見られるでしょう。
自分自身で、育てられる、
柿の実を制御してしまうのですから
柿はえらいと思います。
更に、なりすぎて豊作であった年の翌年は
実をつける数を意図的に減らしてさえいるように感じます。
これも自分の木の勢いを守るためでしょうか。
自分自身を制御できない僕は
悲しいかないつの間にか、
ウエストがかなり大きくなってきました。
飲みすぎや飲んだ後の〆に食べるラーメン等々
制御できずトコトン飲んだり食べてしまいます。
自分のベスト体重はあるもので、
20代の頃から、61㌔が一番動きやすく
活動もしやすかったのですが、
自己制御できなくて、いつの間にやら・・・・・・。
小泉さんのお陰で「自己管理」、「自己責任」
以後かなり流行っています。
非正規労働についているのも
フリーターをしているのも
自分で選んだのだから「自己責任」 「自己管理」・・・。
新聞を読んでいても、
世の中が「自己責任」や「自己管理」を
求めすぎていると感じるのは、僕だけでしょうか。
柿が自分自身を制御して、自己管理する姿勢を
見習いたくはありますが、
何でも自己管理、自己責任は考えものです。
人間ですから、強いものは弱いものを
弱いものは遠慮せずに強いものに手助けを依頼する・・・。
おおらかにお互い助け合っていくべきと考えます。
柿の生理現象から、いささか発展しすぎてしまいました。
柿の木の下で小さな実を見付けふと思いました。
柿の花。
この無数の花が受精して
実をつけてから、自身で数をコントロール。
柿の自己制御によって落下した柿の実
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