たまねぎが随分と成長してきました。
この時季、たまねぎ畑で、「塔」が立ったものを見かけます。
たまねぎは、まだまだ大きくなってもらわなければいけないのですが、
この時季に「塔」が立ってしまうと、その「塔」に栄養分が行ってしまうことなり、肝心のたまねぎの「玉」に栄養分が行かなくなります。
ということは、塔が立ったたまねぎは、それ以上成長して玉が大きくならないのです。
こうした塔が立ったたまねぎを「塔立ち」と呼んで、このあたりの農家では、旬の先取りで美味しくいただきます。
油味噌といって、この「塔立ち玉ねぎ」を砂糖と自家製の味噌で炒めていただく方法もあるのですが、僕のオススメは、そのまま「生食」です。
「塔立ち」を千切りにして、水に浸け、ちょっと辛味を抜きます。
水気を切って、ポン酢と粉カツオをかけて出来上がりです。
生食ですが、まだ成長途上なのでしょうか思った以上に辛くないのです。
たまねぎの辛味は多少ありますが、新鮮で若いですから、
「オニオンスライス」のようにドンドンいただけます。
市場では見かけませんし、市場に上ることもありませんが
この「塔立ち」は、農家ならではの楽しみで
一足早く「信州たまねぎ」をいただけます。
雪解け水を吸って一気に成長している「信州たまねぎ」。
あと1ヶ月、大きくなり、「新たまねぎ」ならではの味もまた楽しみです。
塔立ちを千切りし、ポン酢と粉カツオをかけて、そのままいただく。
塔立ちは、これくらいで成長がストップ。
6月からが旬の「信州玉ねぎ」を先取りです。
「塔立ち」がたくさん取れることは、農家にとってはありがたくないのですが、新鮮な「塔立ち」はお裾分けすると、非常に喜ばれます。
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