リンゴの花と「カチューシャ」

ドジヒコ

2008年05月03日 05:11

リンゴの花が満開の豊野です。
僕は、リンゴの花で思い浮かべるのが、「カチューシャ」の歌です。

カチューシャに関しては、松井須磨子の「カチューシャの唄」とロシアのポップス「カチューシャ」の二つあります。
ちなみに松井須磨子女史は、長野市松代出身だそうです。

「カチューシャ」は

りんごの花ほころび
   川面(かわも)にかすみたち
   君なき里にも
   春はしのびよりぬ
・ ・・・・・

以下2番・・・・


と続き、なんともノンビリとした唄で、リズムからは切なさも感じるロシア民謡かと思っていましたが、
第二次大戦時の独ソ戦で使った、「カチューシャ砲」とかかわりがある
唄のようです。
ですから、ロシアの民謡ではなく、旧ソ連の戦時下でのポップスのようです。

どうりで、「カチューシャ」をスピードを上げて聞くと、アップテンポのリズムから、戦闘を鼓舞するようにも聞こえます。

物騒な話の「カチューシャ」の唄の誕生ですが、

歌詞の「川面」を千曲川にたとえると、この唄は、善光寺平ののどかな春にピッタリとあうようにも聞こえたのか、どうも僕の耳に焼き付いていました。

旧ソ連で誕生して、しかもなんともまあ「生臭い」誕生秘話のある歌を、中学校で覚えたのか、学校で習ったのか、全く記憶に無い「カチューシャ」ですが、
唄の誕生にこんなエピソードがあったとは、ちょっと「興ざめ」してしまいそうですが、素直に聞きたいと思います。

北信では、昨日の新聞に飯綱町の「丹霞郷」で桃の花が満開とありました。
豊野では、桃は散り、りんごが満開です。
飯山では、菜の花が畑一面に満開のようです。
田んぼでは、また西洋タンポポもまた黄色のじゅうたんのように咲いています。

桃の「丹霞郷」には、西條八十の「丹霞郷小唄」(旧豊野音頭)
りんごのアップルラインには、「カチューシャ」
飯山の菜の花には、高野辰之の「朧月夜」

ちょっと花を満喫しながら、こういった歌を楽しみ「誕生秘話」を調べるのものも
花見とは違って、またいいかもしれません。




ちょっとピンクの濃い「陽光」の花。
一番早く咲くため、受粉用に使います。


フジは、6つ花が咲きます。
中心花を残して、後は「花摘み」してしまいます。


枝には、リンゴの花が一杯に。





田んぼの下では、西洋タンポポが黄色のじゅうたんを敷く。





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