行者にんにく・・・・・・・春の山菜をいただく

ドジヒコ

2008年04月18日 09:12

「海の幸」といえば、魚ですが、交通網の発達により、信州でもいまや1年中
様々な種類の魚がいただけるようになりました。

しかしながら、山国信州ならではの「山の幸」も控えめながら、とても美味しく、たくさんあります。

「山の幸」はこれからが旬。
春は、山菜の季節ともいえます。

山菜が多く出回るようになるこの季節、昔懐かしい色々な山菜を少しずつ、順次ご紹介していきたいと思います。

まずは、「行者にんにく」

聞きなれない名前かもしれませんが、今の季節に葉が伸び、花が咲く4月一杯くらいまでが「旬」で、
その「葉っぱ」をいただきます。

名前の通り「にんにく臭」がする山菜で、葉っぱを鼻に近づけると、強い「にんにくの臭い」がします。

一口葉っぱをかんでみると、名前の通りにんにくの香りが、口いっぱいに広がります。

いただき方は、天ぷら、オヒタシ。醤油漬け・・・・・・。

山菜は色々ないただき方が楽しめますが、まずは「天ぷら」でいただいてみてください。
「行者にんにく」ならではの、香りと、味が口の中に広がります。

交通網が、発達し冬でもトマトがいただけるようになった昨今、
まさに「旬のもの」である地の物の「山菜」をいただくのは、この上ない楽しみの一つです。

昔、山野で山岳信仰の荒行をしていた「行者」たちが、その「荒行」に耐える強壮薬として、食したことから「行者にんにく」と付いたそうです。

いくつのかの本によると、北信にもその昔は、「修験者」と呼ばれる方がいて、飯綱山や戸隠山で修行をしたようです。
そんな修験者が、こんな美味しいものをいただいていたとは・・・・・・。

これからが旬の山菜。
酒のつまみには最適です。
「タラの芽」「コゴミ」等々山菜は、。酒にあうこと間違い無しです。

山菜など「旬のつまみ」が旨いわけですから、酒も進むのは当然でしょう。
酒蔵も多いのも納得???出来るほどの春の山菜のつまみの旨さ。

信州にこれだけの酒蔵があり、美味しい酒が醸し出されるのですから、
是非、こうした「行者にんにく」など山菜をつまみに是非おすすめいたします。



行者にんにく。この葉っぱをいただきます。
花が咲くまでが美味しいとされます。




この葉っぱを天ぷらかオヒタシに・・・・。
にんにく特有の味と臭いがたまりません。

新にんにくの収獲までまだまだの時期、
是非いただいてみたいものです。



初物の「行者にんにく」を天ぷらでいただきました。
農産物直売所「アグリ長沼」に北信地域の山菜が出されていることがあります。
春だけの「旬の楽しみ」ですから、ご覧になられたら、
是非春の山菜、お試しください。







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